#1 北マリアナ諸島 サイパン島(KH0/JE1BQE、KK6RT/KH0)からの運用

 北マリアナ諸島の中心的な島であるサイパン島は、小笠原諸島の南方(北緯15°15'、東経145°45')に位置し、世界で最も深いマリアナ海溝の近くに位置しています。アメリカ合衆国の自治領で、日本から最も近い英語圏です。

 マリンリゾートであるサイパン島は、成田国際空港からサイパン国際空港まで 2343km の距離にあり、アシアナ航空、ティーウェイ航空、 ユナイテッド航空で行くことができます。


 サイパン島はアメリカ合衆国の自治領なので、現地からアマチュア無線を楽しむには、アメリカ合衆国(FCC)のアマチュア無線の免許が必要ですが、現在、日本とアメリカ合衆国の間にはアマチュア無線の相互運用協定がありますので、日本のアマチュア無線の免許でもサイパン島(コールサインは KH0/日本のコールサイン)からの運用が可能です。


 私は相互運用協定に基づき、KH0/JE1BQE のコールサインで運用しますが、JH1YTU Snoopy Club(現在の AMPLET Ham Club)のアマチュア無線仲間とサイパン島に行ったときには、メンバーの FCC 免許のコールサイン(KK6RT)に、サイパン島への移動運用を意味する「/KH0」を付加した KK6RT/KH0 のコールサインを、メンバー共通のコールサインとして運用しました。



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#2 小笠原諸島 母島(JD1BOO)からの運用

 私が住んでいる東京の南南東約 1,000km の太平洋上に位置する小笠原諸島は、生物が独自の進化を遂げた生態系をもち、それが世界的な価値を持つと認められ、2011年6月に世界自然遺産に登録されました。

 小笠原諸島のアマチュア無線局の局数はとても少なく、世界的に見ると珍局になります。1968年に小笠原諸島がアメリカ合衆国から日本に返還される前は、KG6IG や KG6IJ のアメリカ人によるアマチュア無線局の運用が行われていましたが、返還後は、日本の JD1 のコールサインが割り当てられ、私も JD1BOO のコールサインで小笠原諸島(母島)で 1kW 出力の固定局の免許を受けました。

 小笠原諸島からの運用を検討していながら、コロナ禍のため行けなくて残念です。コロナが収束したら、行ける日を、今から楽しみにしています。JD1BOO の開局で大変、お世話になった JD1BHA 後藤OM とも、現地でお目にかかれることを楽しみにしています。



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#3 アメリカ合衆国カリフォルニア(W6/JE1BQE)からの運用

 カリフォルニア州は、アメリカ合衆国の州の中で最多の人口です。大都市としては人口の多い順にロサンゼルス(約390万人)、サンディエゴ(約140万人)、サンノゼ(約100万人)、サンフランシスコ(約87万人)と続きます。州都はサクラメント(約52万人)です。私は仕事で、これらの4都市を訪問する機会が多いです。

 アメリカ合衆国からアマチュア無線を楽しむときには、アメリカ合衆国(FCC)のアマチュア無線の免許を持っていなくても、日本とアメリカ合衆国の間にアマチュア無線の相互運用協定がありますので、アメリカの最上級資格である Amateur Extra Class の操作範囲で、日本のアマチュア無線局で許可されている周波数、電波形式、空中線電力での運用が可能です。

 アメリカ合衆国での相互運用協定での運用を行う時は、事前の運用に関する免許申請や許可申請の必要はなく、コールサインは、アメリカの各州で割り当てられているプリフィックスに日本のコールサインを付加して運用することができます。カリフォルニア州のプリフィックスは W6 なので、私はカリフォルニア州からは、W6/JE1BQE のコールサインで、日本で免許を受けている 1kW の空中線電力で運用しています。



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#4 房総(千葉県いすみ市)からの JE1BQE の運用

 千葉県いすみ市は、千葉県の南東部に位置し、東側は太平洋に面しています。東京の私の家からいすみ市の家までは、JR の特急で1時間ちょっと。特急料金も 100km 以下の料金です。北は長生郡一宮町、睦沢町、西は大多喜町、南は勝浦市、御宿町に接しています。

 新鮮な魚類に加え、イセエビ、タコ、サザエ、アワビなどが、大原港で水揚げされ、毎週日曜日に大原漁港で開催される「港の朝市」は、多くの来場者で賑わっています。砂浜にはアカウミガメが産卵にきたり、コウノトリ、コハクチョウ、カワセミなども飛んでいます。また、源氏ぼたるが多く生息しています。いすみ市は、自然がとても豊かです。

 私のアマチュア無線局 JE1BQE は、東京都台東区(200W)神奈川県川崎市多摩区(1kW) の2局の固定局免許を受けていますが、日本各地に移動して運用できる無線局(50W)の免許は、千葉県いすみ市 を無線局の常置場所として受けています。


 いすみ市が市制となってから10年目の2015年に、いすみ市の市制10周年を記念したアマチュア無線特別局 8J1ISMC(2015年7月1日~2016年3月31日)の運用を行うために、その無線局免許のベースとなる 外房ラジオクラブ / JQ1ZXZ を開局しました。

 いすみ鉄道開業30周年JARL特別局 8J1IRW の運用(2018年4月1日~2019年3月31日)も、JQ1ZXZ のメンバーが持ち回りで行いました。

 アマチュア無線は、世界中の人と交信する趣味として知られていますが、そのために無線従事者の資格を取得しなければなりません。しかし、無線の資格を持っていなくても、アマチュア無線体験局にて、アマチュア無線有資格者の監督の下でアマチュア無線を体験することができます。私が所属するアンプレットハムクラブ(JH1YTU)は、2022年7月12日付で、アンプレット体験局(8J1YAQ)の免許を受けました。

 JQ1ZXZ のメンバーと夷隅郡市退職校長会のサポートをいただきながら、千葉県いすみ市の子供たちが無線技術や科学に興味を持っていただけると嬉しいです。


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