カリフォルニア州は、アメリカ合衆国の州の中で最多の人口です。大都市としては人口の多い順にロサンゼルス(約390万人)、サンディエゴ(約140万人)、サンノゼ(約100万人)、サンフランシスコ(約87万人)と続きます。州都はサクラメント(約52万人)です。私は仕事で、これらの4都市を訪問する機会が多いです。
アメリカ合衆国からアマチュア無線を楽しむときには、アメリカ合衆国(FCC)のアマチュア無線の免許を持っていなくても、日本とアメリカ合衆国の間にアマチュア無線の相互運用協定がありますので、アメリカの最上級資格である Amateur Extra Class の操作範囲で、日本のアマチュア無線局で許可されている周波数、電波形式、空中線電力での運用が可能です。
アメリカ合衆国での相互運用協定での運用を行う時は、事前の運用に関する免許申請や許可申請の必要はなく、コールサインは、アメリカの各州で割り当てられているプリフィックスに日本のコールサインを付加して運用することができます。カリフォルニア州のプリフィックスは W6 なので、私はカリフォルニア州からは、W6/JE1BQE のコールサインで、日本で免許を受けている 1kW の空中線電力で運用しています。
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千葉県いすみ市は、千葉県の南東部に位置し、東側は太平洋に面しています。東京の私の家からいすみ市の家までは、JR の特急で1時間ちょっと。特急料金も 100km 以下の料金です。北は長生郡一宮町、睦沢町、西は大多喜町、南は勝浦市、御宿町に接しています。
新鮮な魚類に加え、イセエビ、タコ、サザエ、アワビなどが、大原港で水揚げされ、毎週日曜日に大原漁港で開催される「港の朝市」は、多くの来場者で賑わっています。砂浜にはアカウミガメが産卵にきたり、コウノトリ、コハクチョウ、カワセミなども飛んでいます。また、源氏ぼたるが多く生息しています。いすみ市は、自然がとても豊かです。
私のアマチュア無線局 JE1BQE は、東京都台東区(200W) と 神奈川県川崎市多摩区(1kW) の2局の固定局免許を受けていますが、日本各地に移動して運用できる無線局(50W)の免許は、千葉県いすみ市 を無線局の常置場所として受けています。
いすみ市が市制となってから10年目の2015年に、いすみ市の市制10周年を記念したアマチュア無線特別局 8J1ISMC (2015年7月1日~2016年3月31日)の運用を行うために、その無線局免許のベースとなる 外房ラジオクラブ / JQ1ZXZ を開局しました。
いすみ鉄道開業30周年JARL特別局 8J1IRW の運用(2018年4月1日~2019年3月31日)も、JQ1ZXZ のメンバーが持ち回りで行いました。
[アマチュア無線の体験運用 ]
アマチュア無線は、世界中の人と交信する趣味として知られていますが、そのために無線従事者の資格を取得しなければなりません。しかし、無線の資格を持っていなくても、アマチュア無線有資格者の監督の下でアマチュア無線を体験することができます。
私が所属するアンプレットハムクラブ(JH1YTU )は、2022年7月12日付で、体験運用を行うための アンプレット体験局(8J1YAQ ) の免許を受けました。電波法の改定 で体験局制度は廃止され、現在は、どのアマチュア無線局からでも体験運用ができるようになりました。
2023年以降は、私が会長を務める テレビジャパン(JARL登録クラブ 10-4-56) JR1ZZZ 主催によるアマチュア無線体験運用会を アンプレットいすみ研究所 にて開催します。千葉県いすみ市の子供たちが無線技術や科学に興味を持っていただけると本望です。
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