・ QRA : 根日屋英之
・ 開局 : 1971年(東京都台東区)
・ JE1BQE の同一コールサインで3局を開局
・ 第1級アマチュア無線技士 / 博士(工学)
・ QTH#1 東京都台東区
・ 免許された空中線電力 : 200W [免許情報]
・ JCC #100106 / GL PM95VQ
・ QTH#2 神奈川県川崎市多摩区
・ 免許された空中線電力 : 1kW [免許情報]
・ JCC #110305 / GL PM95SP
・ QTH#3 千葉県いすみ市
・ 免許された空中線電力 : 50W [免許情報]
・ JCC#1238 / GL QM05EF
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私は世界的に有名な電気街である 東京・秋葉原 で生まれ育ちました。小学生の頃から電子工作に興味を持ち、「ラジオの製作」や「初歩のラジオ」の実態配線図を見ながら、オーディオ・アンプやラジオを作っていました。しかし、独力で設計できる技術も知識もありません。そこで、両親は私に研究用のおもちゃのトランシーバーを買い与えました。私はそれらを分解して中を調査し、動作するトランシーバーを何台も動かないトランシーバーにしてしまいましたが、百聞は一見にしかずで多くの電子回路の知識を体得することができました。
初めて動作する無線機を作ったのは、FMラジオとFMワイヤレスんマイクを組み合わせた微弱電波の無線機(トランシーバー)でした。2台製作し、弟や父の会社の人を通信相手に無線通信にチャレンジしました。その自作の無線機で交差点を挟んで交信ができたときの喜びは今でも忘れません。
中学生になってアマチュア無線技士の資格を取りました。アンテナの自作に没頭する中学生のアマチュア無線家として、電波新聞社の取材を受けましたが、その時に編集部からの依頼で、1972年4月号の「Ham ライフ」に「50MHz用 2エレメント CQ アンテナ」の記事を書きました。これが私が無線雑誌の筆者デビューとなりました。この記事の反響からか、いくつかの出版社からアマチュア無線雑誌の製作記事の執筆依頼を頂くようになりました。1980年1月から「CQ ham radio」(CQ出版社)の連載記事筆者になりました。
私の趣味「アマチュア無線」で、もっとも基本的な変調である、送信搬送波(キャリア)を断続して通信を行うトン・ツーのモールス符号を用いた電信の交信が好きです。これは、狼煙(のろし)による通信にも似ています。マイクに向かって音声で通信をしているときに、急に電波の伝播状態が悪くなり、相手の声が聞きづらくなってきたときに、音声通信をモールス符号通信に切り替えると、闇夜の中にポッと灯りがついたように相手と通信を続けることができます。
1976年に生まれて初めて訪れた海外のアマチュア無線クラブは、Sigi(DK9FN)、Bernhard(DF5FJ)、Holger(DF2FQ)に連れられて訪れた当時の西ドイツのゼリゲンシュタットのアマチュア無線クラブ (DK0RA) でした。クラブハウスで Hans(DJ3QT)からの歓迎の言葉は、そこにあった送信機に接続された電鍵(キー)で打たれたモールス符号による「Willkommen auf unsere Clubstation von F38. (Welcome to our F38 club station.)」でした。
モールス符号による通信を普段、行うときは、ロジックICを組み合わせて自作した「短点:長点」が「1:3」に正確に出せるエレキーを用いていますが、たまに「米つきバッタ」と呼ばれる人が短点と長点を打つ「縦ぶれ電鍵(Straight Key)」を用います。右の写真の電鍵は、DXペディションで著名な Dr. Karl-Heinz Ilg (DK2WV)さんからプレゼントされたものです(Vielen Dank !)。この電鍵は、エスカルゴ事務局より「2011-SC.OS」の認定KEYコードをいただきました。トンとツーしかない符号で構成されるモールス符号ですが、不思議なことに、これでも感情が伝わるのです。本当ですよ!
かつては第3級アマチュア無線技士以上の資格を得るための試験科目としてモールス符号の実技試験がありました。私も第1級アマチュア無線技士の国家試験を受験したときには、モールス符号の実技試験(欧文と和文)はかなり難しいと感じました。送信実技試験では、試験官が紙テープに印字される私の送信符号を見ているのですが、送信している私は、まさに手に汗にぎる緊張状態でした。
私はモールス符号を用いた電信の交信を愛好するクラブのメンバーになっています。最近は、パソコンによるモールス符号解読機能を利用してモールス通信を楽しまれている方もおられますが、パソコンも雑音にまみれた信号や混信があると、うまく解読できません。混信や雑音の中から目的の信号を聞き分ける人間の解読能力はすばらしく、そこに私はモールス符号による通信の醍醐味を感じています。
私は、JARL A1 Club (#1682)、Straight Key Century Club (SKCC #3086)、そして、アマチュア無線暦25年以上の人がメンバーになれる Quarter Century Wireless Association (QCWA #28339)のメンバーとして、アクティブにトン・ツー通信を楽しんでいます。