地震などの災害時には公衆回線が不通になることも想定されます。そんなときに アマチュア無線 は、アマチュア無線社団局を開設している自治体(役所)、警視庁(おほりばたクラブ JA1ZRD)、消防庁(東京消防庁アマチュア無線部会 JI1YUA)、放送局、警察署、消防署、病院、消防団、保健所、水道局、電力会社,ガス会社,医師会,救急病院協会,町会連合会,企業、アマチュア無線家(個人)などが 同じ周波数で通信を行うことができる ので、防災時には情報を共有できる欠かすことができない通信手段になります。
東京都台東区の地域アマチュア無線クラブ「東光 F.R.C.(JA1YUN)」と台東区(自治体)は、協力して地域のアマチュア無線クラブと連携する体制を整え、1971年に大規模な防災訓練(私も参加しました)を行い、当時のアマチュア無線雑誌でも紹介されましたが、1980年頃からこのような活動が行われなくなってしまいました。
近年、首都直下型地震が起こる可能性が報告がされている中で、内閣府はホームページで 災害時のアマチュア無線の活用と、「自治体」と「地域のアマチュア無線団体・クラブなど」との間で災害時応援協定 を結ぶ両者の協力体制を呼びかけています。
2025年の3月に私は台東区役所に、「いつ起こるかわからない首都直下型地震に備え、隣接する文京区や墨田区がすでに始めているアマチュア無線による災害非常通信連絡会を台東区でも発足しませんか」という要望を出しましたが前向きな回答が得られませんでした。2025年8月7日に地元の台東区役所 危機・災害対策課を訪問し、東京都議会議員、台東区議会議員の方々にも同席していただき、アマチュア無線を用いた災害通信のネットワークを構築を、現在の台東区の地域アマチュア無線クラブ JA1YUN の会長である私から改めて提案(プレゼンテーション)したのですが、その後も 台東区役所(自治体)からは回答すらありませんでした。
私の SNS への投稿で台東区のこの進展のない状況を知った文京区の「アマチュア無線局 災害非常通信連絡会 BARD (Bunkyo-ku Amateur Radio Disaster network)」会長 冨部哲也氏(JF1GHX)からお誘いを頂き、私は2025年11月に、BARD と文京区役所ハムクラブ(JR1ZEF)に入会させていただきました。2026年2月1日の文京区での総会(文京区役所からも総務部防災機器管理課の担当係長が出席)に私も参加しましたが、会議の中で「今後は、文京区と隣接している区のアマチュア無線家との連携も進めていく」というお話も出ました。
アマチュア無線は単なる趣味ではなく、社会に貢献できるすばらしい趣味であることを誇りに思い、私は 1971年から続けているこの趣味を今後も続けると思います。