根日屋英之

根日屋 英之(ねびや ひでゆき)

プロフィール
・ 出身地 : 東京都台東区
・ 座右の銘 : 継続は力なり
・ 資格 : 第1級アマチュア無線技士
・ 学位 : 博士(工学)
・ 2003年度 アントレプレナー オブ ザ イヤー (アカデミア部門) に選ばれる。
・ 研究テーマ : 小形(小型と同義)アンテナ、近距離無線通信(RFID)、人体通信
・ 好きなアーティスト : サザンオールスターズ

  

職業
・ アンプレット通信研究所 所長
・ 日本大学大学院 理工学研究科 特別講師 (担当講義「先端科学技術特論」)

 

中学生時代の私を紹介していただいた ・・・ 電波新聞のコラム「ミリ波」(2022年10月13日)

 私は世界的に有名な電気街である 東京・秋葉原 で生まれ育ちました。小学生の頃から電子工作に興味を持ち、「ラジオの製作」や「初歩のラジオ」の実態配線図を見ながら、オーディオ・アンプやラジオを作っていました。しかし、独力で設計できる技術も知識もありません。そこで、両親は私に研究用のおもちゃのトランシーバーを買い与えました。私はそれらを分解して中を調査し、動作するトランシーバーを何台も動かないトランシーバーにしてしまいましたが、百聞は一見にしかずで多くの電子回路の知識を体得することができました。

 初めて動作する無線機を作ったのは、FMラジオとFMワイヤレスんマイクを組み合わせた微弱電波の無線機(トランシーバー)でした。2台製作し、弟や父の会社の人を通信相手に無線通信にチャレンジしました。その自作の無線機で交差点を挟んで交信ができたときの喜びは今でも忘れません。

 中学生になってアマチュア無線技士の資格を取りました。アンテナの自作に没頭する中学生のアマチュア無線家として、電波新聞社の取材を受けましたが、その時に編集部からの依頼で、1972年4月号の「Ham ライフ」に「50MHz用 2エレメント CQ アンテナ」の記事を書きました。これが私が無線雑誌の筆者デビューとなりました。この記事の反響からか、いくつかの出版社からアマチュア無線雑誌の製作記事の執筆依頼を頂くようになりました。1980年1月から「CQ ham Radio」(CQ出版社)の連載記事筆者になりました。

活動報告

技術本] 無線通信技術、アンテナなどに関する技術本を執筆しました。
 ・ 東京電機大学出版局のユビキタス無線工学シリーズ( ユビキタス無線工学と微細 RFID、
  ユビキタス無線ディバイス、ユビキタス時代のアンテナ設計、ワイヤレスブロードバンド技術)
 ・ 東京電機大学での授業で用いた「高周波・無線教科書(CQ出版)」
 ・ アマチュア無線関連( リニアアンプ スタイルブック(CQ出版)、DSPの無線応用(オーム社) など)

雑誌の執筆記事
 ・ アマチュア無線雑誌(CQ ham radio、エレキジャック、 など)の連載記事筆者
 ・ 電子業界雑誌(日経エレクトロニクス、無線技術協会誌「FORN」など)の連載記事筆者
 ・ その他、単発の執筆記事は230件以上(2026年2月時点)

  

大学での講義] 以下の大学で非常勤講師としての講義を担当しています。
 ・ 2002年度 ~ 2003年度 東京電機大学 工学部 「超高周波工学」
 ・ 2004年度 ~ 2017年度 東京電機大学 工学部第二部 「ユビキタス無線工学」
 ・ 2023年度 ~ 2024年度 日本大学 生産工学部 「生産工学特別講義」
 ・ 2015年度 ~ 現在 日本大学大学院 理工学研究科 「先端科学技術特論」

 

セミナー、講演会] 2002年以降、多くの無線関連技術セミナーの講師を担当してきました。アマチュア無線関連では、日本アマチュア無線連盟(JARL)主催の 2023年 ハムフェア、2024年以降、毎年行われている サイエンスセミナー in 東京大学 で講演をしています。

  

大学院(博士課程)での研究 ・・・ 学位論文「小型アンテナの研究」

 私は、1波長ループアンテナと同等な指向性を有し、同軸給電線との整合が容易、かつ、小形(小型と同義)にしても利得低下の少ない特長を有する スパイラルリングアンテナ を考案しました。

 スパイラルリングアンテナは、スパイラルの直径 2s = 0.024波長、ピッチ角Φを 17.0 度に設定し、そのスパイラルを 半径 a = 0.0754 波長で 21 回巻くと、インピーダンス整合回路やバラン無しで 50Ω同軸ケーブルと直接、接続できます。このときのアンテナの最大外径寸法は 0.176 波長と小形になります。アンテナ利得は 2.0 dBi、帯域幅は 4.2 %(リターンロス : -10dB 以下)であり、スパイラルリングアンテナは小形化率に対して非情に高い利得を有するアンテナです。

[参考論文] 根日屋 英之、長谷部 望、長澤 総 「スパイラルリングアンテナ(1波長ループアンテナの指向性を保持して)」、1999年1月 電子情報通信学会論文誌 Vol.J82-B No.1、pp.88 ~ 96

 

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